私はみんなに「いじられキャラだよねー」と言われます。今まではそれでよかったんですが、部活動で副部長になり、部員の遅刻やさぼりなど注意をしないといけない状況が増えました。同級生はすぐに聞いてくれるんですが、後輩たちになめられているのか、真剣に注意しても聞いてくれなくて…。威厳がない自分がイヤです。(さき)
オレが高校時代の先輩っち言ったら、ずいぶん大人に見えたもんやけどなー。ばってん、いじられキャラはお前の強みたい。これから社会に出ても、必ず後輩や部下を指導する瞬間がある。今はそんな未来に向けた予行練習だと思うことはできんか。注意をすることは大事やけど、後輩に怖がられたり、一方的に言うことを聞かせたりしたいわけじゃないはずたい。要は、遅刻やさぼりをなくせばいいだけ。人を動かすのは、威厳や強い言葉だけじゃないぞ。まずはふざける時はふざける、真剣な時な真剣に。その空気作りをしてみることたい。あとは、威圧的にではなく変えてほしいことを冷静に伝えること。みんなで、なぜそれがだめなのか考える場を作るのもいいかもしれん。最初はどの方法がいいかわからんことも多いと思う。ばってん、指名されたその日から副部長になるんやない。いろんな方法を試しながら、自分らしい副部長のあり方を探していけ。
成長したいと思うとき、人は悩むもんたい。 だけん、若者よ、大いに悩みんしゃい。 そん悩みに、ちょっとヘンな「アニキ」が ホンネと佐賀弁で答えてやるたい。 ホンネやけん、内容は辛口たい。それでもよかったら、 問い合わせメールから、どんどん送っちくれ。
佐賀の通信制高校で働くアニキより