将来、イラストレーターになるのが私の夢。だから、高校卒業後は、その勉強ができる大学や専門学校に進もうと思っています。でも最近、この業界は、才能や感性がものを言うところだと気づきました。デザインは好きだけど、私に才能やセンスがあるのか自信がない。好きなことを学ばせてくれる両親に、できるだけ経済的な負担はかけたくないので、アルバイトもがんばらなくちゃー。あ~、不安がいっぱいの高校2年生です。(ナッツ)
おまえにイラストレーターの才能があるのかどうか、それはやってみらんとわからん。当たり前のことやけど。たしかに、やってみて才能がないことがわかったときのことを思うと不安になるおまえの気持ちもわかる。
ばってん、好きやったら、飛び込んでみてもよかとオレは思う。
どんな仕事でもいちばん大事なのが、イラストの仕事が好きかどうか、ということたい。それにイラストに関する仕事は、イラストレーターだけじゃなか。マンガやゲームでもイラストは必要やし、働く場はいくらでもある。
そこで共通しとるのは、イラストが好きかどうか、イラストのことがわかっとるかどうか、ということたい。
だけん、今、おまえがやることは、自分に才能があるかどうかで悩むことじゃなか。イラストが好きかどうか、そのイラストについて誰よりも学ぶ覚悟があるかどうかを自分に問うことたい。
親に負担をかけたくないというおまえの気持ちもわかる。しかし、アルバイトで時間をとられて勉強がおろそかになったり、無理して体をこわしたとなったら、親は悔やんでも悔やみきれんもんたい。ここはしっかり親の世話になっとけ。そして、イキイキした顔で働くことで親孝行ばせれ。以上たい。
成長したいと思うとき、人は悩むもんたい。 だけん、若者よ、大いに悩みんしゃい。 そん悩みに、ちょっとヘンな「アニキ」が ホンネと佐賀弁で答えてやるたい。 ホンネやけん、内容は辛口たい。それでもよかったら、 問い合わせメールから、どんどん送っちくれ。