私はアニメが大好きで、将来は声優になりたいと思っています。だけど両親は「誰にでもなれる仕事じゃない」「安定していない」「AIに取られるんじゃ?」「好きを仕事にすると、逃げ道がなくてツライ」と、いろんな理由で反対してきます。専門学校のお金は出してもらわないといけないし、どうしたらいいですか。(多久市/みっけ)
お前の夢を否定する気はないばってん、保護者のいいたいこともよくわかる。実際に声優を目指しとる人は全国に30万人。デビューできるのはその3%ほどらしいね。これを見てどう思うか?少しでも無理と思うなら、他の道を探すのもありやと思う。今はオンライン配信を通して、趣味の範囲で活動することもできるたい。ばってん、それでも「諦めんきれん」「絶対になりたい」っちいうなら、行動することたい。オレなら、2つの方向で動く。1つ目は素人でも参加できるオーディションやらを見つけてとにかく応募して、自分の実力を知る。2つ目は声優になれん時期や、稼げない時期でも生きていけるスキルを身につける。英語でもプログラミングでも、資格取得でもなんでもよか。誰にも頼れない未来を想像して、力をつけていく。それは演技の役にも必ず役立つはずたい。そうやって一人で頑張る姿を保護者に見てもらうことで、本気度も伝わるしお前のモチベーションにもつながるかもしれん。たとえ反対されても、専門学校に行くのは、卒業して就職してからでもできる。自分の力で夢をつかみ取る。この気持ちを強く持っていけ。
成長したいと思うとき、人は悩むもんたい。 だけん、若者よ、大いに悩みんしゃい。 そん悩みに、ちょっとヘンな「アニキ」が ホンネと佐賀弁で答えてやるたい。 ホンネやけん、内容は辛口たい。それでもよかったら、 問い合わせメールから、どんどん送っちくれ。