神村学園高等部 武雄校舎

★レポート★ 心理学入門②

7月10日(水)の心理学入門では、
「自分の気持ちの伝え方」を学びました。

●話している相手は、自分のことを知らない。
●今まで過ごしてきた環境によって、同じ言葉でも受け取り方が大きく異なる。

このことをきちんと理解することが大切!
生徒たちも真剣な眼差しで、先生の話を聞いていました。

「人は自分とは違う」と理解することで
うまくコミュニケーションを取ることができるそうです。

また人は、自分と似た環境にいる人ほど
コミュニケーションがうまくいかないとイラだってしまうそうです。

つまり…
家族を想像してみてください。
同じ環境で暮らす家族と話が噛み合わないと
イライラしませんか?

この話は私を含めて生徒たちも納得した様子でした。
きっと、いつも一緒にいる家族だからこそ、
強く当たってしまった経験があるのかもしれませんね。

その反対に、全く違う環境にいる人に対しては、心が広くなるのかもしれません。
例としてあがったのが、海外の友達。
価値観の違いがあることも事前にわかっていますし、
許せることも多い気がします。

これはスタッフ自身のお話なのですが。
とある国で食事をした際に、
皿は汚れている、ハエも飛んでいる、床が汚い…
という状況でした。

これが日本であれば、嫌な気持ちになって
おいしく食事ができなかったかもしれません。

ただその時は、
その国の文化も知っていましたから、
「皿は拭けばいい」「ハエは払えばいい」「食事がおいしかったらいい」
という気持ちになりました。

これは極端かもしれませんが、
海外の方と接するほうが、
少しだけ、心が広くなるような気がしませんか?

この裏には最初に教わった、
「相手と自分とは違う」「育ってきた環境が違う」
という気持ちが無意識に働いていることが
この授業でわかりました。

今回の授業で生徒たちは
家族に対しても、友達に対しても
優しくできるようになったんじゃないかなと思います。

次回は、9月11日(水)です!
一緒に「人の心」をのぞいてみませんか?

神村学園高等部 武雄校舎

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