母親をうっとうしく感じる自分がイヤ

母親がうっとうしい…。子どもが心配なのはわかるんだけど、「何時に帰ってくるの？」とか「スマホ見すぎ」とか…。自分でも、どうしてこんなにイライラするのか不思議でたまらない。無視しようとするけど、いつも元気な母親が話しかけてこないと心配になるし、何かあると一番に頼ってしまう。そもそも、自分を産んでくれた親をウザイと思ってしまう自分もいや。これって、自分にも問題がある？（鳥栖／ちっち）

それは親離れがはじまった証拠やないか。高校を卒業したら、いずれ自立せないかん。今はその準備期間たい。ばってん、やからといって親を無視したり、話さんくなったりするのは違うばい。「家族には、程よい距離感が必要」とか世間では言うが、親子の仲はそう理屈通りにはいかんものやろ。子どもと家で過ごす時間が減るにつれて、「あの子は友達とうまくやれとうやろうか」「バイト先で怒られてないやろうか」っち思うのは、やっぱり親の愛たい。そして、そんな風に無償の愛を注いでくれるのは、たぶん家族だけやと思うぞ。それがわかったら、親との時間や会話を大事にしつつ、少しずつ大人になっていく姿を見せろ。頼る回数を減らしていけば、親の心配も減っていくもんたい。お前が自立した大人になって、楽しそうに毎日を過ごすこと。それが親の幸せやと覚えとけ。

成長したいと思うとき、人は悩むもんたい。
だけん、若者よ、大いに悩みんしゃい。
そん悩みに、ちょっとヘンな「アニキ」が
ホンネと佐賀弁で答えてやるたい。
ホンネやけん、内容は辛口たい。それでもよかったら、
問い合わせメールから、どんどん送っちくれ。