神村学園高等部 武雄校舎

★レポート★プロジェクト授業~心理学6~

みなさん、「集団心理」って、
どんなイメージがありますか?

集団でいるとみんなと違う考えを持っていても伝えられず、
正しい判断ができなくなってしまったり…。
影響力のある人の発言に流れされてしまったり…。
そんなネガティブなイメージがありませんか?

前回の心理学入門では、
そんな「集団心理」のポジティブな面と、
実際にもたらす影響力を体感するゲームを行いました。

まず、ポジティブな面は動画鑑賞から始まります。
内容は、ムーブメントが起こるまで。

ムーブメントは、今まで世の中になかったものがほとんど。
すると、最初は世間に受け入れられないことが
多いことは想像できますよね。

しかし、他の一人が「それいいね!広めよう!」と
動き出すことで一気に認知度が上がり、
「やってみたい」「おもしろそう」と
支持してくれる人が増え、
最初に始めた人がリーダーとして認められていきます。
これが、ムーブメントが起こる仕組みです。

ここで言いたいのは、
最初は少数派でも、集団心理をうまく使えば
多くの人に認められる社会現象を起こせるということ。
最初の一人として挑戦することはもちろん、
面白そうなことをしている人を見つけたら、
飛び込んでいく勇気の大切さを学びました。

続いては、言葉は一切使わずに、
指だけを使って誕生日順に整列するというゲーム。

初対面同士なうえにシャイな生徒が多かったこともあり、
普段人見知りしない生徒やスタッフも、
なんだか恥ずかしくなっていき、
ゲームは予想外に苦戦しました。

これこそ、集団心理の影響力。
きっと全員が人見知りしないタイプだったら、
シャイな生徒も堂々と振舞えていたはずです。

この授業は体感してこそ面白いので、
皆さんもぜひ、
心理学の不思議を実感してみてください♪

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神村学園高等部 武雄校舎

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